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〜東海道の石畳〜
箱根湯本から続く旧道を息を切らせながら登ってゆくと、これぞ箱根八里と思われる
石畳の急坂
が続きます。江戸時代の旅人の気分です。
途中には旧東海道の間の宿として栄えた畑宿があり、
箱根寄木細工
作りでも有名です。石畳を進むと整備された一里塚があり、有名な甘酒茶屋が見えてきます。
峠を越え、さらに西坂を下り木製の橋を渡ると
元箱根の杉並木
に続きます。
元箱根は東海道が箱根を通る以前から人が住んでおり、この辺りでは一番の土地柄であったそうです。
江戸幕府は、その元箱根に遠慮?して隣に
関所
を作り
箱根宿
を作ったのだそうです。その為この辺りには今でも見どころが多いのです。
甘酒茶屋
元箱根へのアクセス
車で行く
・小田原方面より国道1号線を利用。
小田原方面より箱根新道を利用。
小田原方面より箱根ターンパイクを利用。
・東名・御殿場ICより138号線で仙石原を経て、
県道75号線
で元箱根へ。
・三島より国道1号線を利用。
電車で行く
・新宿駅より小田急ロマンスカーにて箱根湯本駅。箱根登山鉄道にて強羅。
ケーブルカーにて早雲山。
ロープウェーにて桃源台
。箱根登山バスにて
元箱根へ。
・小田原駅・箱根湯本駅から箱根登山バスで元箱根へ。
高速バスで行く
・新宿駅西口より小田急箱根高速バスで
小田急山のホテル
(元箱根)へ。
旧街道の木橋
元箱根の杉並木
箱根の浮世絵
広重 画 隷書版 東海道53次
石畳の急坂を松明を焚いて夜道を急ぐ一行。
箱根神社の鳥居の前で
女性の旅人が二人何や
ら話している。
脇には並木の杉の木も
描かれている。
広重 画 富士36景
箱根の湖水
芦ノ湖と雄大な富士の
姿を描いています。
右側から湖水中に突き
出ているのは恩賜公園
の辺りでしょうか。
御上洛東海道53次
将軍の行列が関所前を通過している。